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祇王「うむ。
   チョコは利口じゃな」

祇王はチョコをひょいと持ち上げると、
慣れた仕草で膝に乗せた。

沙耶「祇王、猫飼ってたことあるの?」

祇王「ん?
   飼ってたというと語弊があるが、
   慣れてはいる」

沙耶「そっかぁ。
   じゃあ、チョコも安心だね」

チョコ「ミャ〜」

沙耶「ふふ。
   ホントにチョコって
   言ってることがわかってるみたい」


祇王「賢いからのう。
   ほれ、これがおぬし向きの食事めにゅーじゃ」